川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 海岸図
SH-0088

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 海岸図 商品番号 SH-0088 寸法 全体のサイズ:H19.5cm×W27.0cm刷りのサイズ:H16.2cm×W24.0cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 温泉図
SH-0087

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 温泉図 商品番号 SH-0087 寸法 全体のサイズ:H19.5cm×W27.0cm刷りのサイズ:H16.2cm×W24.0cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 湖沼図
SH-0086

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 湖沼図 商品番号 SH-0086 寸法 全体のサイズ:H27.0cm×W19.5cm刷りのサイズ:H24.0cm×W16.2cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 河川図
SH-0085

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 河川図 商品番号 SH-0085 寸法 全体のサイズ:H27.0cm×W19.5cm刷りのサイズ:H24.0cm×W16.2cm 摺刷 復刻 備 […]

計画メンテナンスのお知らせ

2025年8月19日(火)午前2時00分~午前6時00分まで、決済システムがメンテナンスのため利用できません。ご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承ください。

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 平原図
SH-0083

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 平原図 商品番号 SH-0083 寸法 全体のサイズ:H27.0cm×W19.5cm刷りのサイズ:H24.0cm×W16.2cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 瀑布図
SH-0082

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 瀑布図 商品番号 SH-0082 寸法 全体のサイズ:H27.0cm×W19.5cm刷りのサイズ:H24.0cm×W16.2cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 渓谷図
SH-0081

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 山岳図 商品番号 SH-0081 寸法 全体のサイズ:H19.5cm×W27.0cm刷りのサイズ:H16.2cm×W24.0cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本新八景 山岳図
SH-0080

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本新八景 山岳図 商品番号 SH-0080 寸法 全体のサイズ:H19.5cm×W27.0cm刷りのサイズ:H16.2cm×W24.0cm 摺刷 復刻 備 […]

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 日本橋(夜明)
SH-0078

作品情報 作家名 川瀬 巴水/KAWASE Hasui 作品名 日本橋(夜明) 商品番号 SH-0078 寸法 全体のサイズ:H40.2cm×W26.3cm刷りのサイズ:H36.5cm×W24.0cm 摺刷 復刻 備考 […]

笠松 紫浪 KASAMATSU Shiro 夜雨不忍池
SH-0077

モダンな東京の街並みや風情を木版ならではの鮮やかで温かみのある色彩で表現した笠松紫浪の作品です。上野恩賜公園内の不忍池を描いた作品です。奥にある建物ははっきりと描かれていますが、人物はシルエットで表現されており、夜の入り口の独特な雰囲気をうまく描写しています。灯りの配置も絶妙で、右上の灯りから人物をたどり、右下の反射光までうまく視線を誘導してくれます。

笠松 紫浪 KASAMATSU Shiro 上野公園と不忍池
SH-0076

柳を主体として描いた笠松紫浪の作品です。上野恩賜公園内の不忍池を描いた作品です。柳の芽吹き屋霧で霞む様子から、春の夕方を描いた一枚だと思われます。退色がすすんでいますが、浮世絵的な構図とカメラで撮影したかのような現在の構図とが絶妙に組み合わさった、笠松紫浪の名作です。

伊東 深水 ITO Shinsui 幕間
SH-0073

伝統的な歌川派浮世絵の流れを継ぐ「最後の美人画家」と言われた伊東深水の一枚です。伊東深水を代表する作品のひとつです。鏡を片手に髪を直す、女性らしい仕草を捉えた1枚です。髪飾りや着物の模様など細部まで丁寧に描き込んでいるため、当時の「一番のおしゃれ」を知ることが出来ます。背景には「雲母摺」という技法が施されています。これは、喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵でお馴染みの技法で、キラキラと輝く雲母の粉や貝殻の粉を使用します。これにより、摺り上がった紙の表面には、真珠のような美しい光沢が現れ、贅沢な仕上がりになっております。

伊東 深水 ITO Shinsui 岐阜提灯
SH-0072

伝統的な歌川派浮世絵の流れを継ぐ「最後の美人画家」と言われた伊東深水の一枚です。大正時代から活動していた深水ですが、昭和に入ってから渡邊庄三郎に見出され、版画作家としても活動を開始しました。提灯を掛けようとする女性の様子を描いています。「岐阜提灯」は江戸時代から続く伝統的な提灯であり、岐阜県は福岡県と並び日本における二大提灯産地とされています。伊東深水は多作の作家であり、中でも女性を描いた作品で知られています。上村松園、鏑木清方、伊東深水は「美人画の三巨匠」と呼ばれ、時代を越えて評価されています。三巨匠の他の2名の作風と比べると、さらにいえば後年の深水の作風と比べると、イラスト的なタッチで描かれています。自分の画風を版画へいかに落とし込むのかを模索していたのではないかと推量します。チギレが見られるなどやや状態は悪いですが、額装対応いたしますのでご相談ください。

吉田 遠志 YOSHIDA Toshi 淀川
SH-0071

吉田遠志は新版画の大家である吉田博の長男であり、自身も多くの作品を制作しています。大阪の淀川を描いた一枚。海外での制作を積極的に行っていた吉田遠志の作品群において、父である吉田博を彷彿とさせるような構図や色遣いが特徴的です。線の省略、大胆な構図、ストーリー性のあるモチーフなど、浮世絵を思わせる内容ですが、表現技術としては新しい時代を感じさせるモダンな作品となっています。

吉田 博 YOSHIDA Hiroshi 山中村
SH-0070

日本の風景を描いた新版画を多く残した吉田博の一作です。山中村(現在の山中湖村)から見た富士山を描いています。初版は1937年(昭和12年)の制作。真っ白な雪を冠した富士山の蒼さ、たなびく雲の後ろに見える鴇色(ときいろ)の空。富士山を主題にした作品は多数ありますが、美しい富士山の印象を色で表現したときに一番秀逸だと思われるのが吉田博のこの作品ではないでしょうか。

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 春雨(護国寺)
SH-0069

新版画を代表する作家、川瀬巴水の作品です。昭和7年(1932)年制作。護国寺は東京の文京区にあるお寺です。1681年に徳川綱吉の命によって建設が始まりました。本堂は1697年の建立です。雨のそぼ降る護国寺の仁王門と大きな松の木をうまく構図に収めています。最奥にはピンクの差し色がみられ、おそらく桜を描いているようです。お寺に参拝するのは午前が良いとされていることから、午前中の様子を描いたものだと思われますが、すでに大きな水たまりができています。水たまりに反射した景色が描かれており、その写実的な表現が作品の特徴となっています。

吉田 遠志 YOSHIDA Toshi 野生の記録
SH-0068

吉田遠志は新版画の大家である吉田博の長男であり、自身も多くの作品を制作しています。アフリカの旅を通して制作されたシリーズは他の新版画とは一線を画しています。そのモチーフの違いもさることながら、アフリカの空気感を見事に表現した配色やタッチは、一目で吉田遠志の作品であるとわかるまでに洗練されています。象の群れを描いたこの作品は、絵本画も手掛けた吉田遠志らしく、やわらかく温かみのある一枚となっています。

ポール・ジャクレー Paul Jacoulet 塩商人
SH-0067

「塩商人」とは、塩を運搬、売買していた人々です。運搬中の大荷物とともに描かれた男性の野趣あふれる表情と、そばにある花との対比がおもしろい作品です。当時の風俗を切り取った、新版画らしいモチーフの作品です。人物画として男性を描いた作品は、新版画の中でも珍しい一枚となっています。

ポール・ジャクレー Paul Jacoulet 世界風俗版画集より「巣(朝鮮)」
SH-0066

1936年から翌年にかけて刊行されたポール・ジャクレーの「世界風俗版画集」。訪れた世界各地の風俗を色鮮やかに描いた作品は、国内外で人気を博しました。こちらの作品には、白い髭をたくわえた老人と餌を求める雛鳥が描かれています。老人は長い箸を使い、巣の中で懸命に口を開ける雛鳥たちに餌をやろうとしています。小さな命に向けるその柔らかい眼差しからは、博愛の精神を感じ取ることができます。男性を中心に描いた作品は、新版画の中でも珍しい一枚です。

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 瀬来の夕
SH-0065

新版画を代表する作家として知られる川瀬巴水の作品です。巴水の手掛ける独特の澄み切った青は「巴水ブルー」とも呼ばれ、新版画ファンから絶大な人気を誇ります。日が沈み、暗くなり始めた水辺の風景を描いたこちらの作品でも、黒ではなく青が多く用いられています。潮来(いたこ)は茨城県の南東部、利根川下流域にあります。水郷(低湿地)で知られるエリアで、江戸時代から水運の中継港として栄え、明治以後は水郷を利用した観光産業が盛んとなりました。水運業で栄えた商人たちの蔵がモチーフの中心となっています。現在は観光地として有名な場所となっています。登り始めた月、水辺を歩く親子、繋ぎ止められた子船という、郷愁を誘う水辺の景色が描かれています。瑕疵が少なく状態の良い一枚です。

吉田 博 YOSHIDA Hiroshi 瀬戸内海集 帆船 霧
SH-0064

吉田博は、川瀬巴水や伊東深水らと並び、新版画を代表する版画家です。特に風景画を得意としました。吉田博の作品には「水」をテーマにしたものが多くあります。「水を描かせたら吉田博の右に出るものはない」と言わしめたその表現力の裏には、水への並々ならぬこだわりが隠されています。この作品では霧の中、静かに出航する船の様子が描かれています。穏やかな水面の様子から、静寂を感じ取ることができます。

伊東 深水 ITO Shinsui 静物三題 メロンと水蜜桃
SH-0062

伊東深水といえば、華やかな女性像を描いた美人画を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。美人画のあまりの人気ぶりに、深水は美人画以外を題材に描きたくてもそれ以外の注文が来ず、画家として困惑する時期さえあったそうです。こちらはそんな深水作品の中でも珍しい静物画です。小さくころんとした桃と、どっしり重量感のあるメロンの対比が面白い構図になっております。また、お皿の大胆な藍色が、画面を引き締めており、爽やかな夏の午前を想起させます。水蜜桃は「すいみつとう」と読みます。白桃の一種で、ほどけるようなやわらかさと蜜を思わせるみずみずしさが特徴です。原産は中国で、日本には明治期に輸入されたようです。作品の中にある水蜜桃は、頬のようにほのかに赤らんで膨らみくびれており、深水が描く美人画のように、どこか色っぽさを感じさせるような魅力があります。キッチンやダイニングに飾りたくなるような一枚です。

石川 寅治 ISHIKAWA Toraji 裸婦十種 鈴の音
SH-0061

巧みな色使いで、裸婦などの婦人像、美人画を描いた石川寅治。
代表作である「裸女十種」シリーズの中の一点です。絨毯が敷かれた床の上に、女性と小型犬が描かれています。女性は犬と戯れながら、足元を崩してゆったりとくつろいでいます。真っ赤な絨毯の色が、女性の肌の白さを際立てています。犬の繊細な毛並みも丁寧に表現されており、女性の持つ鈴に目を輝かせる姿が非常に愛らしいです。鈴の優しい音色が聞こえてきそうな、趣のある一枚です。

笠松 紫浪 KASAMATSU Shiro 本郷赤門の雪
SH-0060

モダンな東京の街並みや風情を木版ならではの鮮やかで温かみのある色彩で表現した笠松紫浪の作品です。
「本郷赤門」とは、現在の東京大学赤門のことです。東京大学本郷キャンパスにあり、大学最古の建造物として知られています。正式名称は「旧加賀屋敷御守殿門」といい、国の重要文化財に指定されています。加賀(今の石川県)の大名・前田家が、将軍家から妻を迎えるにあたって建てた朱塗りの門です。
雪が静かに降り続く赤門前を、人々が往来する様子を描いた作品です。地面に積もった雪には足跡がつき、雪を踏むサクサクという音だけが響いてくるようです。積もった雪の描写にも注目です。周囲に植えられた木々は溜まった雪で枝先がしなり、しっとりと重量を感じさせます。また、地面や植木、屋根など、積もる場所によって異なる雪の色合いも見どころの一つです。2021年に行われた展覧会「没後30年記念 笠松紫浪 最後の新版画」でも展示されました。

土屋 光逸 TSUCHIYA Koitsu 西湖の夕照
SH-0059

光と影、遠と近を巧みにあやつり、「抒情的風景画作家」として知られる土屋光逸の作品です。西湖(さいこ)は富士五湖の一つです。遠くに富士山、手前に松の木が描かれ、浮世絵に通じるダイナミックな構図となっています。一番奥に迫力のある富士山があることで、霧の立ち込める裾野や中景の山々の静けさが際立ちます。夕方から夜に変わる頃、空には沈みかける夕日の柔らかい橙色が混じり合います。夜が降りてきているような青紫色のグラデーションが美しい一枚です。富士山を描いた作品は飾りやすいため、ご自宅の玄関や応接間などにいかがでしょうか。

川瀬 巴水 KAWASE Hasui 山中湖の晩秋
SH-0058

新版画を代表する作家、川瀬巴水の作品です。山中湖は富士五湖の一つで、最大の面積を持ちます。また、湖面の標高は富士五湖の中で最も高い位置にあります。形が牛に似ているので、「臥牛湖」とも呼ばれます。夕日の強い光に照らされ、冬に備えて葉を落とした木々がまだらに染まっています。湖の岸に沿って馬と歩く男性は、分厚いコートを着ています。奥には富士がどっしりと構えており、日本の情緒あふれる景色の中に、晩秋の物寂しさを感じさせる作品です。川瀬巴水の初摺り作品はあまり残っていません。また、色褪せもそれほど顕著ではないため、とても貴重な一枚です。富士が描かれた作品は室内にも飾りやすく、おすすめです。

島 成園 SHIMA Seien 新浮世絵美人合 七月由あが里
SH-0057

「女の性」を切り取った、妖艶な画風を確立した島成園。女性画家ならではの感性で描かれた美人画が人気の作家です。少し気だるげな雰囲気をまとった女性は、正統派の美人画とは異なる魅力が感じられます。はだけた着物からは白い肌がのぞき、眼差しは力強く、美しい外見の奥に隠された内面にも思いを馳せることができる一枚です。背景には「雲母摺」という技法が施されています。これは、喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵でお馴染みの技法で、キラキラと輝く雲母の粉や貝殻の粉を使用します。摺り上がった紙の表面には真珠のような美しい光沢が現れ、わかりやすく豪奢な仕上がりとなります。

吉田 博 YOSHIDA Hiroshi 杉並木
SH-0056

「日光杉並木」は、日光街道、日光例幣使街道、および会津西街道の3街道に跨がる、全長37kmにも及ぶ杉の並木道です。「日光杉並木街道」とも呼ばれます。大きな杉の木の下を行き交う人々の様子が描かれています。線遠近法と空気遠近法が効果的に取り込まれ、奥行きのある並木道の情景が幻想的に描かれています。

石川 寅治 ISHIKAWA Toraji 裸婦十種 戯れ
SH-0055

巧みな色使いで、裸婦などの婦人像、美人画を描いた石川寅治。
代表作である「裸女十種」シリーズの中の一点です。リラックスした様子でソファに横たわり、猫との戯れを楽しんでいる女性。髪は短く、大正時代のモガ(モダンガール)を象徴するような前下がりのボブスタイルです。西洋風なパターンの床や壁紙、クッションと、肌の柔らかい色合いとのコントラストが美しく表現されています。黒猫も女性と共にソファでくつろいでおり、小さい体を丸めて手足を伸ばし、女性の手とじゃれあう愛らしい姿が生き生きと描かれている点も見どころです。

石川 寅治 ISHIKAWA Toraji 裸婦十種 読書
SH-0054

巧みな色使いで、裸婦などの婦人像、美人画を描いた石川寅治。彼の代表作である「裸女十種」シリーズの中の一点です。足を崩して絨毯の上に座り、微笑みながら読書をする女性を描いた作品です。頬はすこし上気したように赤みがかり健康的で、大正時代のモガ(モダンガール)を象徴するような前下がりのボブスタイルが魅力的です。読書といっても、手元にある本には文字ではなくイラストか写真が載っているようで、右手でページをめくろうとしているところからも、雑誌のように見えます。絨毯はブドウ柄、クッションは動物柄と、多様なモチーフも面白い作品です。背景には雲母摺という技法が施されています。これは、喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵でお馴染みの技法で、キラキラと輝く雲母の粉もしくは貝殻の粉を使用します。これにより、摺り上がった紙の表面には、真珠のような美しい光沢が現れ、贅沢な仕上がりになっています。